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【保有感想】ダイワ・グローバルREITオープン・世界の街並み

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基準価格5000円以下の投資信託がどうなのか?検討ポイントと1年間保有した結果についてメモをしておきたいと思います。

 

この投資信託のコストまわり
ダイワ・グローバルREITオープン・世界の街並み
・購入手数料:100万円未満 2.16%(税抜2.0%)
・信託報酬:年率1.5984%(税込み)
・信託財産留保額:なし
・分配金の取扱:年12回
・償還日:無期限(設定日 平成17年6月24日)
・運用:大和証券投資信託委託株式会社
こんな感じです、
 
グローバルリートはいいらしい、
不動産投資だし?そんなノリでいいのかわるいのか?
結論からいうと、
検証結果から見てですが悪かったようです。
購入手数料と信託報酬なんか数%でしょ?
なのですが、複利と利息、基準価格で考えてみると
数%は非常にインパクトがあります。
 
10年も複利運用を考えようものなら、
この投資信託なら18%もかかる算段
運用状況はどうなのか?
ここ1年は特別分配ばかりでした。
 
トータルリターンは1年だと-4.03%
6か月だと7.14%,
3か月だと6.56%,
1か月だと5.24%
3年だと11.50、5年だと18.01%
ですが、「世界の街並み」が
分配金を出さずに、すべて再投資に回したと仮定した時に、
低コストの投資信託で同じ指数をベンチマークとする
「SMT グローバルREITインデックス・オープン」と、
過去3年間で成績を比較低コストインデックスファンドに
3年で4%負け
アクティブ運用の投資信託は、
運用目標を上回る実績を上げてなんぼなのに、
インデックス運用投資信託に負けています。
だったら低コストインデックスでいいのではとなります。
低コストインデックスなら、
入時の手数料はゼロ円、
毎年の信託報酬も税込みで0.594%です。
という事は、10年保有で手数料で18%も削る
ダイワ・グローバルREIT・オープン(世界の街並み)
の3分の1で済みます。
 
これでも、よくわからんという場合、
 
検証結果と感想
基準価格5000円以下、、
特別配当のたこ足配当の投資信託
いつ破たんするのか?という記事もありますが、
2016年12月末残高ででですが
(1)残高評価額173,335円
(2)累計受取分配金額16,361円(ほとんどが特別分配金)
(3)累計売付金額20,592円
(4)累計買付金額206,577 円
トータルリターン
(1)+(2)+(3)-(4)=3,711 円・・・A
つまり、3711円(A)/206577円(4)=1.78%
一応、あまり損はしないところで売りました。
 
定期預金や、基準価格がまだ高い、高リスクよりはいいかもしれないけど、
投資効率が悪かったという感じでしょうか。
この表示は、金融機関のツールの数字であり、
 
手数料等を引くと、もしかしたらマイナスなのかもしれませんが、
運よく基準価格が購入時よりも高いところで売却できたので
トントンと思います。
 
売却明細だと
140円ぐらい基準価格が値上がりしていたので
6380円くらいは基準価格でプラスのはずなので。