高スワップで有名なトルコリラFXについてメモをしておきたいと思います。
今現在2016/02/11で37.80円ぐらいで推移しています。かなり円高になっています。
ドル円も111円でニュースでやっていますしwww
1.そもそもトルコってどんな国。。。
つい最近だと、選挙結果とかそんなんで、円高にふれたなーとかそんな感じですが、
正式名称はトルコ共和国(漢字の表記は土耳古)です。面積はほぼ日本の2倍で、人口は日本の半分ほどです。
場所は、話題のイスラム国とも隣接しており、トルコ料理はおいしいのですが、地勢学的にはかなり微妙なところに位置する国だと思います。なお国民の98%はイスラム教を信仰しているとのことです。
2.トルコ経済の特徴
周辺に資源国がたくさんあるにもかかわらず石油はまったく採れない国でエネルギーはすべて輸入のようです。労働力は欧州に比べて安いので重工業も発達しかかっていますが、直接投資が非常に少なく、外国からの投資が急減速し失業率が増大したり輸出が悪化したりする事態に陥っていて、外部に大きな影響を受けやすい経済環境のようです。
トルコの物価はコンスタントに上昇していて、日本がデフレに苦しむのとはまったく別物の状況が続いています。なので中央銀行はより高い政策金利に移行したいはずなのですが、大統領は金利の引き下げ方針なので政策金利は7.5%近辺うろうろという感じです。
3.新興国と同じく?トルコの特殊要因
トルコのみならずブラジレアルや南アランドなどの新興国通過は、米国の景気回復をベースにしたQEの縮小や利上げ開始、つまり、利上げにより資金の引き揚げの憂き目になるということから、下落が続いてきており、経済の物価上昇に経常赤字という特徴的な経済問題を抱えているので2016年2月11日現在で38.50.円前後の安値になっています。
4.高スワップ通貨なので
高スワップ通貨ですので、個人投資家の関心が急激に高まっており、多くの投資家が買いを入れている影響があることは否めませんが、下落トレンドであることも変わりないので、さらにトルコリラ円が大きく下げる可能性も残されているので、できることならば下げたところを買うという基本スタンスで臨むのがいいのではないかなと思います。見えない相場では短い益だしが原則ですし。。。
5.トルコリラの取引戦略
急落リスクも高いトルコリラなので、専用の口座を用意する(つまり、急落したら全取引がロスカットではたまりませんので)ということかなと思います。スイスフランショックのようなこともないとは言えないと思います。で取引会社ですが、信頼のセントラル短資FXかスワップを確か益出しできるDMMFX、高スワップが売りのGMOクリックがいいのではないかと思います。
米国の利上げ継続もかなり怪しくなってきていますし、そういう意味ではアメリカの選挙次第の面(トランプさんだと経済が回復して利上げという期待が浮上するかも)もありますが、37.50から上昇していくってこもとアリなのかなと思います。ただ33ぐらいまでは下げるかも。
ただ、こういう予想はアテにならない(実際にランド円の悲劇?もあります)ので、つっこまず、スワップそこそこで引き揚げ、益出し、それがいいのではないかと思います。年初来高値41円50でショートというのもありかと思います。
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