8月26日。本を読んでいます。「実践FXトレーディング」。どうも、相場が自分に合わない感じだと感じているため、学習に時間をあてています。
実践FXトレーディング―勝てる相場パターンの見極め法(ウィザードブック123)
- 作者: イゴール・トシュチャコフ(L・A・イグロック),古河みつる
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2007/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
あわないと感じる理由としては、
- ドルが金利があがるはずだからと思っていたのに円高にふれていたこと
- トルコで全体的にリスクオフになっていたこと
- でもトルコが休暇にはいっていること
- 中国との貿易戦争
- 中国の成長があやしくなってきたこと
- 非核化があやしくなってきたこと
- 9月の雇用統計が近いこと
- 米国の株価が強すぎること
- 新興国の金利発表が9月にあること
と要はいろいろあります。
相場はわからないものなので、勝手に予想してはいけないのですが、
半年ぐらいのスパンではドルは金利があがると思って(という意識のまま)トレードすると、
半年で1回トレードするならいいかもしれませんが、つまり、半年分のボラをみるならいいですが、そのままデイトレードすると破たんします。
ということで読書です。
重要なこと
ざっくり、いうと、
システムトレードとカギ足手法を進めているようにおもいました。
カギ足については、むかし勉強というか聞いたことがある手法で、あんまり覚えていないのですが、
アジア、ロンドン、NYの始値と終値に着目しブレイクしたらその流れについていくというものだったかと思います。
それはいいとして、重要だと思ったことです。
- サポートレジスタンス理論とリトレースメント理論(ダウとフィボナッチ)が重要(筆者が重要視しているということ)
- 開始資金はできるだけ大きい方がいい
- レバ50倍とか、つまり必要証拠金率は2~3%、ということは通貨がそれくらい変動すれば、一気に資金を失うということだ
- 2万ドル(2,000,000円)で100万ドル(100,000,000円)、つまり50倍の取引をしたとき、5%の損失は、口座の50%の損失になる
- 一方で、10万ドル(10,000,000円)ならは5%の損失なら5%の損失になる
- 最低でも3万ドル(3,000,000円)は元本に欲しい、で10万ドル(10,000,000)で取引していれば、取引ペアによるが1日平均値幅の600~1000ドル(100,000円)なので、損失は抑えられる
- つまり、3万ドルで10万ドルの取引だから、レバは3倍が推奨
- 何回か連続で負けても破たんということはならない
- 闇取引業者を見極める方法がある(簡単にいうと低資金ではじめられて、レバが大きい、不要経費がある、ヘッジが無制限に保持できる等)
- 英国の業者はわりと信頼できる
- 結局、不安や感情、心理プレッシャーが生じるのでトレンドは予測しない方がいい、意見をもたない方がいい、トレンドはフォローのみ
- ファンダは長所もあるが矛盾もある、感じ方はひとそれぞれ
- テクニカルはRSIとMACDだけでいい、RSIとMACDでは、日足、週足、月足のダイバージェンスを識別する
- 相場が現行の方向で現行の動きを続ける確率は、相場が反対の方向に動く確率よりも明らかに高い、統計上有利
- 将来の動きを予想しようとすると、先を見越して、行動しようとし始める、その時点から新規ポジションは現時点の分析と予測から目先の相場と逆らうようになる(破たんのはじまり)
- 筆者の考えでは、弱気でさらに売り、強気でさらに買うが明らかに優位だということ(株でいう、安いところで買って、高いところで売るが基本というのを叫んでいるのは養分)
- 相場が一定の方向を中心に動いている場合、翌日もその方向に続く確率が高い。週足と月足にもいえる
- 1日と1週間の終わりに、日足と週足の簡単な統計分析を行い、その日、その週の終値に注目する終値が前のバーの高値近く(相場の戻る力、意思が弱い)なら、次のバーは高値がさらに高値になる確率が高い
- 終値が前のバーの安値近く(相場の戻る力、意思が弱い)であれば、さらに安くなる可能性が高い(ローソクの見方のとおり)
- トレンドが存在する場合、終値が始値よりも安い(または高い)日が連続するのは平均で4日
- 1週間の終わりにはサポート、レジスタンス、クリティカルゾーン、大まかな分析を行う
- 週足はデイトレードで正しい判断をするためにも分析が必要
- トレンドラインは3つの連続した高値、または安値を、日足、または週足で通して引かなければならない
- 相場におけるクシは(日足にあらわれるトレンドにおけう並行線を引くような感じ)安値に沿って書いたとき右上がり、高値にそってかいたとき右下がり
- トレンドの接触点が短い、大きくなければだましになる可能性が高い
- トレンドラインに近づいたら、同じ流れでイン、戻される可能性もあるのでSLを10~15pipsで置く
- 下降チャネルの上方境界線のブレイク、上昇チャネルの下降ブレイクのみイン(チャネルはブレイクする方向にイン)
- ヘッドアンドショルダーは基本的に反転を示唆するテクニカルだが、基本ネックラインをブレイクしたときのみエントリー
- ダブルトップ、ダブルボトムは完成したときのみエントリー
- 通貨は注意が散漫になるので2種類まで
- 相場が反対に動いたら見込みのないポジションは損切、反対で新規で立てれば、直ちに損失を取り戻すことができる
- エントリーするときの許容損失は理解しておくべき
- マネーマネジメントを無視すれば、遅かれ早かれ破たんする
- マーケットは予測不能だが、予測してもわりにあわない
- 数pipsから200程度とることが目標、デイトレードが一番優位性がある
- どこで入るか、損切するかが明確でなければ入る価値がない
- テクニカルで重要な水準、ポジションと逆方向への動きが継続する、加速するポイントにストップをおけ
FXトレードルール
- 決断をしてから、実際に注文を出すまでに一定の時間を空けること
- ポジションは順張りで入ること、その方が勝つ確率が高い
- 相場の流れとは逆を立てなければならない場合は動きが遅いときに
- 相場の流れと逆のエントリーはNG。特に1日の終わりまでの残り時間が少ないときに突然流れが反転する可能性は低い、特に金曜日なんか顕著だ。
- 1日の序盤、アジアではユーロ、ドルは立てない
- NY開始後、特に欧州タイム(16-24)終了後、逆らってポジション立てない(でも、1日の値幅や要人発言で行き過ぎた等場合には天井で戻る可能性がある)
難しい利確
- 反対シグナルが出たら売る
- 上昇トレンドで水平がでて動きが鈍くなったら利確
- 1日の値幅を考えて値幅で利確
- 流れがかわりそうな切り替わりタイミングで利確
どれも理論的には理解はしやすいと思いますが、一番難しいのが利確。でも欲を出さず、利確することが正義だと思います。含み益は幻、利確すれば元本も大きくなります。